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2018年10月16日

ASKが会計評論家 細野祐二氏を招きセミナーを開催

セミナー・講演

ASKが会計評論家 細野祐二氏を招きセミナーを開催

2018年10月9日 於:名古屋市中区栄 T&Mビル

2018年10月9日、経営・労務・企業会計などの分野で中小企業をサポートする愛知商工連盟協同組合(ASK)が会計評論家の肩書を持つ会計士、細野祐二氏を講師に招き、セミナーを開催しました。
テーマは「キャッシュフロー分析に見るライザップ帝国主義の崩壊」。ライザップと言えば、インパクトの強いテレビCMで注目されるパーソナル・トレーニング事業が有名です。そのライザップを例に、利益として出ている数字ではうかがい知れない、キャッシュフロー分析からの経営実態の見方を分かりやすく解説するというものでした。
出席者にはライザップの株価や損益の推移などを載せた資料が配られ、その読み解き方を細野氏が、ところどころユーモアも交えて説明。当期利益と営業キャッシュフローの推移から「会計上は利益になっているものの、実際にはお金が入ってきていない」経営実態に言及しました。
まさに、少し視点を変えると、企業の思わぬ面が見えるという内容で、グイグイ引きこまれるセミナーでした。会計に詳しくない人が聞いても、面白くて、しかもためになるものだったのではないでしょうか。
当日、会場はほぼ満席となり、参加者は皆、感心と納得の入り混じった表情で細野氏の話に聞き入っていました。質疑応答を入れ、予定時間を少しオーバーしてのおよそ2時間20分があっという間にも感じられました。
愛知商工連盟協同組合では今後も、面白くて知的好奇心を刺激するようなセミナーなどを企画していきますので、ご期待ください。



細野祐二氏 プロフィール
昭和28年12月10日生まれ。早稲田大学政経学部卒。昭和53年から平成16年までKPMG日本、およびロンドンで会計監査ならびにコンサルタント業務に従事。昭和57年、公認会計士登録。現在は細野祐二会計調査事務所として企業コンサルティング、財務諸表危険度分析の研究、およびこれに関する執筆活動を行っている。著書には「粉飾決算VS会計基準」(日経BP社刊)などがある。

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